デスノート 注目点

注目点
ストーリーにおいて特筆すべきは、主人公は犯罪者(確信犯=道徳的・宗教的に基く正当だと確信してなされる犯罪)であり、悪役の視点で物語が進行している点である。悪役の視点で進行しながらも、読者も「一体感・達成感」を感じられる点には、注目すべきだろう。

さらに重要なのは、探偵とのバトルの行方次第では、大量殺人者キラが「神にも救世主にもなりうる」ことである。キラの存在は、単純に「悪」とは言えず、これまで社会が黙殺してきた「闇の部分」である。そこにスポットを当てた本作品は、まさしく異色作と言えるだろう。

また、探偵側・犯罪者側どちらも、一般人の常識に捉われておらず、ただ己の「信念」のために戦っている。際立ったカリスマ同士のバトルであり、読者がそれに魅了されているのも、本作の大きな特徴である。

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